骨盤が歪む理由とは
骨盤が歪むってどういうこと?
骨盤は、上半身と下半身をつなぐ大切な部分です。
実際には一塊りの大きな骨ではなく、腸骨、仙骨、坐骨、恥骨など複数の骨から成っています。
脊柱(首から背骨)とともに、体を支える「土台」のような役目をになっています。
この土台が歪むことによって、影響が全身に及ぶことは簡単にイメージできるでしょう。
骨盤が歪む原因
骨盤が歪む(姿勢が悪くなる)原因にはさまざまなものがありますので、以下にご紹介します。
▷妊娠・出産
妊娠によってお腹が大きく、重くなってくると、体の重心もどんどんずれてきます。
これによって、骨盤周辺にも負荷がかかり続け、痛みが生ずる原因となります。
なお「骨盤の歪み」という言葉そのものの意味に最も近いのが「出産に伴う骨盤の変化」かもしれません。
妊娠中はもともと女性ホルモン(リラクシン)の影響により、骨盤の関節や靭帯が緩められています。
これは、出産を容易にするために体が起こす変化です。
なお、出産時に骨盤が開きますが、それはごくわずかです。
産後に、骨盤付近に痛みや違和感を覚えるならば、骨盤の変化によるものではなく「靱帯の緩み」「骨盤周囲の関節部分」などから来ていると考えられます。
仮に、出産(難産など)によって骨盤が大きく開いてしまうと、恥骨が離れてしまう恐れもあります。
また、尾てい骨変形や骨折を伴う場合などでも、強い痛みが生じることになりますので「骨盤矯正」などといってセルフケアできるレベルではありません。
▷姿勢に関する悪い癖
骨盤周辺の筋肉群や関節に余計な負荷をかける原因としては、姿勢に関する悪い癖が挙げられます。
どちらかの足に体重をかけて立ったり、うつむくように歩いたり、横座りや、足を組むなどの「悪い癖」と言えるでしょう。
産後のママの場合、赤ちゃんを抱く姿勢にも気をつけてください。
▷デスクワーク
デスクワークをする人は、どうしても座っている時間が長くなり、それに伴って背中や腰に痛みを生ずることがあります。
▷運動不足
運動不足によって筋力が弱まると、体を支える力が弱まり姿勢が悪くなります。
骨盤が歪むとどうなるの?
▷体調の変化
骨盤が歪む(姿勢が悪くなる)と、体調にも様々な悪影響が出る可能性があります。以下に、その具体例をご紹介します。
・肩こり
・腰痛
・冷え性
・生理不順
・むくみ
・頭痛
・便秘など
身体の変化
骨盤が歪む(姿勢が悪くなる)と、体のバランスが崩れる可能性があります。
反り腰、猫背、さらにはX脚、O脚などにもつながる可能性が考えられます。
姿勢が悪いのが先か、体のバランスが崩れたのが先かと言うのは「卵が先か、鶏が先か」という議論になってしまいますが、いずれもこれが、姿勢の悪化を進行させる悪循環である事は確かです。
まとめ
妊娠・出産があるという点で、女性は男性よりも骨盤に大きな負担がかかる機会があることも事実です。
普段から、良い姿勢を心がけ、無理のない範囲でストレッチなどを行い、加えて収まらない痛みがあれば早めに病院へ行きましょう。
これが骨盤をいたわる良い方法と言えるでしょう。
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